RPA習熟にあたり必要なもの

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社内においてRPAの学習を進めている方に向けてですが、今後の先を見据えた場合どうしても今のうちに用意しておいた方が良いものがあります。今回はそれらについて記載したいと思います。

こんな方向け
  • RPAの学習を進めている方。開発担当になっている方
  • 今後RPAを社内・社外に対して推進していきたい方

基本的には2つです。

ひとつめは「できたよリスト」もうひとつは「成果物としてのシナリオ」です。

これらを用意しておけば、新人教育やステップアップ、はたまた会社に対してのアピール材料として効果的です。

なぜ必要なのか

そもそも、これらはなぜ必要なのかと思う方もいるかもしれません。

ゆるエンジニア

そんなものがなくっても作れるようになれば良いよ~

それは大きな間違いです。

個人利用でつくるのであれば、それでも良いでしょう。ですが仕事(社内)にてRPA習熟をしていたり、求められている場合はそれだけではいけません。

新規で導入を進める場合、開発エンジニア育成のためのノウハウなどはない状況です。もちろん外部サービスなどを利用すればその限りではないのでしょうが、その分の費用はかかります。RPA導入の推進がされてない会社の場合、おそらく大半が初期コストを抑えたいでしょう。

RPAは特性上、会社毎のナレッジが一番重要です。

その為、これからの導入のためにRPAの勉強をしているのであれば「できたよリスト」と「シナリオ」は非常に重要なものとなります。

ゆるエンジニア

でも「できたよリスト」ってどうやって作るんだろう

「できたよリスト」はすごく簡単です。

何ができたのかを記載するだけで良いです。

項目できた達成日
Excelを開くことができる2022年9月1日
Chromeを開くことができる
Chromeを利用してGoogle検索を実施することができる
できたよリスト参考

項目はこんなシンプルなもので構いません。

もちろん実際の教育などに使うのであれば、もっと精度を高める必要がありますが、まずはとっかかりとして必要なパイロット版であれ、この程度で十分です。

むしろ重要なのは精度よりも過不足なくしっかりと記載できることなのです。過不足なく記載することで必要な項目の洗い出しを完全とし、あとは精度を高めれば良いだけです。

こういうもので難しいのが、何を載せようと考えることが一番難しいです。そのため「できたよリスト」を用いて、会社にて作成しているRPAはこのぐらいの知識があれば全部作れる=保守ができるということなのです。

なので「できたよリスト」を作成し、また他の開発者等がいるのであれば共有することで、より過不足なく作成することができます。

ゆるエンジニア

簡単な内容で良いならすぐできそう♪

またこの手のものは実績などのアピールでも使えるので社内評価や転職時のアピール資料にも使えます。

「できたよリスト」で重要なのは過不足なく記載ができていること、継続して記載ができること。

この2点が重要です。細かい精査は実際にFIXする時に行えば良いのです。

また他にも効果(削減時間)なども重要となってきますが別の話。

今回は1個人単位でも実施できる内容を記載しました。今後RPA導入を進める上で必要なことは多々生じますが、明日からでもすぐ実践できることを記載させていただきました。これらを踏まえて最適な導入を進めていただければと思います。

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