
RPAの勉強方法について記載していきたいと思います。前回はWinActorについて記載しましたので、今回はUiPathについて記載していきます。
UiPath習熟にかかる時間はどのくらい
まずUIPathの勉強時間ですが、基本的なRPA開発にかかる時間と限定したとしても経験上、約40~100時間ほどが平均として必要となってきます。
これは後述する勉強の仕方にもよるのですが、基本機能が結構ボリュームがあるので未経験でも100時間前後の時間を要します。
基本的なアクティビティの使い方を覚える
RPAではよく使う部品・・UiPathの場合はアクティビティと呼称しますが、よく使うアクティビティの使い方を覚えるのが大事です。
ただUiPathは他に比べて拡張性が高いため、追加で様々なアクティビティをインストールすることができます。
そのため、すべてのアクティビティを覚えようとすると膨大な時間がかかってしまいます。そうならないためにも、まずは基本的なアクティビティの使い方を覚えましょう。
対象となるアクティビティとしては以下のパッケージに含まれているアクティビティを中心に勉強すればOKです。
- UiPath.Excel.Activities
- UiPath.Mail.Activities
- UiPath.System.Activities
- UiPath.UIAutomation.Activities
これらのアクティビティを覚えればRPAにて必要となる、Excel、メール、WEB操作のRPA化が可能となります。
UiPathフォーラムを活用する
UiPathは公式にて運営されているフォーラムサイトがあります。こちらのフォーラムサイトはユーザ参加型の為、個人ユーザが投稿や回答ができる仕組みとなっています。
UIPathフォーラムフォーラムに投稿することで様々な知見等を得ることができるので、おすすめです。
UiPathアカデミーを使用する
UiPathでは公式でアカデミー(e-ラーニング)サイトがあるため、そちらをクリアすることで認定証が発行され、資格を得ることができます。
UiPathアカデミーアカデミーコースは複数あり、日本語対応もされているため、とりあえず迷ったらアカデミーを習熟すればOK
おすすめの勉強方法
つらつらと記載しましたが、個人的には「UiPathアカデミーで初級をクリア」→「基本的なアクティビティの使い方を覚える」このやり方で大体1週間程度で習熟を完了することはできます。基本アクティビティを抑えていればあとはフローを作成するだけなので、そこまで開発を進めるうえで困ることはありません。
ただ深堀するのであればアカデミーの他のコース等を受けたり、資格取得等を行いレベルアップを目指すのが良いです。
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