
UiPath Manifest V2のサポートが2023年1月に終了します。
今後はUiPath Manifest V3を使用することになるのでしょうが、いくつか既知の問題が既にあります。
- Studio 22.4 で UIAutomation 20.10.x を使用する新しい SAP Fiori ワークフローを作成する場合、下位互換性の問題が発生します。
- Studio と Robot を 22.4 またはそれ以降のバージョンにアップグレードすると、「javascript: 」形式のハンドラを持つウェブページ内のボタンについて、クリックのシミュレートが機能しなくなる場合があります。
特に2つ目が個人的には気になります。クリックのシミュレートが機能しなくなるということですが、解決策として以下があげられています。
- UIAutomation 21.10 以降:Simulate の代わりに Chromium API 入力メソッドを使用
- UIAutomation 21.10 以前:Simulate の代わりに Hardware Events 入力メソッドを使用
21.10以降の場合、Chromium APIを利用するようとのことですが、現状Chromium APIの挙動も安定とはいえない部分もあり(それでもSimulate よりかはマシですが)モダンアクティビティの件含め、しばらくは不安定な時期が続きそうです。
モダンアクティビティの件
とはいえ、機能拡張はうれしい部分にはなりますので、今後のバージョンアップ等にも期待は高まります。
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