
UiPath界隈でモダンアクティビティとよく聞きますが、モダンアクティビティってなんだろう?そんな人のためにモダンアクティビティについてざっくりと記載したいと思います。
- モダンアクティビティについてなんとなく理解できる
- モダンアクティビティを使用して開発に取り掛かることができる
モダンアクティビティとは
モダンアクティビティとは、UiPathにて新しく追加されたモダンデザインエクスペリエンス機能を有効化した際に使用できるアクティビティのことです。
UiPath v2021.10以降のStudioでは既定でモダンデザインエクスペリエンスが有効になっており、有効の状態でシナリオを作成すると従来の一部アクティビティはクラシックアクティビティとして表示されるようになります。クラシックアクティビティは既定ではアクティビティ一覧からは表示されないので、別途クラシックアクティビティを表示してあげる必要があります。
クラシックアクティビティの表示は アクティビティ>フィルタマークをクリック>クラシックアクティビティを表示 で表示することができます。

Excel等のモダンアクティビティはStuioXが元となっているパターンが多く、StuioXユーザにとっては非常に使いやすくなっております。
モダンアクティビティはモダンデザインエクスペリエンスにて使用するアクティビティのことである。
モダンアクティビティの使い方
モダンアクティビティはいくつかあり、代表的なものがExcelアクティビティですが、UiAutomationに属するアクティビティも一部モダンアクティビティ化されています。
- アプリのステートを確認
- チェック/チェック解除
- クリック
- 表データを抽出
- テキストを取得
- URL に移動
- 強調表示
- ホバー
- キーボード ショートカット
- ブラウザー内を移動
- 項目を選択
- スクリーンショットを作成
- 文字を入力
- アプリケーション/ブラウザーを使用
これらのアクティビティを使用する際にモダンアクティビティとなっているため、注意が必要です。
ExcelとUiAutomationアクティビティを使用するときは従来と使用方法が異なるので注意が必要
その他
今回はモダンデザインエクスペリエンスを有効化することでモダンアクティビティが使用できる旨を記載しましたが、あくまでも標準のアクティビティがモダンとなるだけであり、モダンデザインエクスペリエンスを有効化していなくてもモダンアクティビティは使用可能です。モダンデザインエクスペリエンスを有効化していなかった場合は アクティビティ>フィルターをクリック>モダンを表示 でモダンアクティビティを表示することが可能です。
そのほかにも、モダンデザインエクスペリエンスを有効とすることで、オブジェクトリポジトリ等も使用することができますが、また別のお話。
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